2016年度に読んだ本まとめ

年度も変わったので2016年度の一年間で読んだ本をまとめました。
例によって小説とか漫画は数が多くなりすぎるので割愛です。

技術書

いい加減、GitHub触っておかないとな、と思ったので読みました。 今でもたまにコマンド忘れて、Referenceとして本棚から引っ張り出しています。
手元にあると、困ったとき便利。

CTFとは何か、というところからバイナリ解析の種々の分野について例題を追っていくような感じです。ここからさらに常設CTFなどを自分で解いていくのがよさげです。

2015年末くらいからGo言語やり始めていた折に本屋でちら見して、実際のコードが記載された上で議論していたのでよさそうと思い、購入。実際、自分で書いたコードを思い浮かべながら読むと、意識してなかったこと、すべきことが多数紹介されていて、とても勉強になりました。
しかも思いの外手軽に読めるのがよいです。kindle版が、技術書にありがちな固定レイアウトではなく、しっかりkindleフォーマットなのがポイント高いです。iPhoneでも文字が小さくない!
ただし、A Tour of Goくらいは一読している前提で話が進むのでGo言語初見だと厳しいような印象です。少し触ったあとがオススメです。

良くも悪くも広く浅くという印象でした。各種用語を掴んだ上で自分の手を動かすなり、別の書籍で調べていくのがよさそうです。ちなみに情報処理資格(基本情報、応用情報)よりは深いです。

マネジメントとか

ソフトウェアのプロジェクトを技術的なものではなく、社会学的なものとして捉えて、どういうマネジメントが失敗していくかというお話です。身に覚えのある筋の悪いルールなどもあって、職場で紹介してあげたくなります笑

Googleがどうやって成功してきたか、ひたすら書かれています。 以下の考え方、あんまり思ったことがなかったのでよかったです。

燃え尽き症候群の原因は働きすぎではなく、自分にとって本当に大切なことを諦めなければならなくなったときに起こる

データ分析は銀の弾丸ではないという話をデータサイズや分析結果など様々な観点から話されています。分析の心構え的な話でした。

さくっと読めるセキュリティインシデント事例集。詳細までは追わないもののざっくりとどんなことが起きていて、知っておくべきキーワード、考え方は抑えられそうです。高度情報処理のセキュリティ受ける人とか読んでおくと午後問題回答しやすいかもですね。

資格系

※リンクは最新版にしました。

両方やっておけば合格余裕と思います。自分個人としては計算問題をしっかり理解できたので、計算が安定感ある得点源になりました。

先にある程度問題を解いていたのもあると思いますが、本気でやれば数時間で終わります。無理なくやれば1週間程度でしょうか。問題こなしてから本書を読むと知識が整理されるので教科書としてとても助かりました。

その他

上のGitHub実践入門読んで、GitHubの草も残しておこうと思ったので残します。 Go言語触り始めたあたりから草多めになりました。

f:id:cipepser:20170401001153p:plain